2003/10/25 2005年の教室を考える会inみちのく ミニワークショップ

もっと良くしよう!あなたの実践
授業でのIT活用・デジカメ編

堀田先生を囲んでの研究会第2回!

 10月25日、「2005年の教室を考える会inみちのく」では、静岡大学の堀田龍也助教授をお迎えしての研究会を開催しました。このページはその中で稲垣がコーディネートを担当したワークショップ「もっと良くしよう!あなたの実践〜授業でのIT活用・デジカメ編」の模様をお伝えします。

当日進行に使用したプレゼンはこちら

当日のワークシート(実際はこれをA2サイズに拡大)はこちら

 

ワークショップの流れ

3分 グループ発表 4人1組計5つのグループをつくりました。
10分 自己紹介 まずは自己紹介。模造紙に名前を書きこみ、グループ名を決めてもらいます。ついでにデジカメを使ったワークショップなので、グループで記念撮影(^^)
5分

授業でのデジカメ活用について説明

稲垣からデジカメを授業で利用するメリット・デジカメの機能・利用場面について解説。NEW教育とコンピュータ11月号を参考にさせていただきました。

5分 題材の決定 グループごとに持ってきてもらった教科書の中で、どの教科のどの単元でのデジカメ活用を考えるのか話し合います。
5分 発表その1 グループ名とどの教科で取り組むのかを発表
15分 グループワーク 「学習のどんな場面で?」「デジカメのどこを活用?」「どんな効果が?」「配慮するポイントは?」の4つの視点を、模造紙大に拡大したワークシートに書きこみながら、みんなで考えていきます。
10分 発表その2 模造紙をもとに、出来上がったアイデアの発表です。堀田先生や他の先生からのコメントもじゃんじゃんと。

 

グループ&作品の紹介

プリンバ(体育)
マイクはなSARS(図工)
インタビューズ(国語)

 サッカーやバスケなどのチームでのボール競技を想定。試合の様子を上からデジカメで撮影。チームのフォーメーションや自分の位置などが分かり、その場で確認できるというアイデア。ビデオのような流れではなく、カメラで「瞬間」を押さえるところがポイントですね。

  図工のポスター作成用の素材集めにデジカメを活用。絵の上手い下手ではなく、ポスターとして主張したいことをはっきりさせること、や色使い、構図などが学習課題。デジカメ画像はパソコン上で簡単に加工できることを活かしたアイデアです。

 3年生の昔の暮らしについての単元「みんな子どもだった」が対象。インタビュー取材の時にデジカメで昔の遊び道具などを撮影。取材したことをプレゼンする時にデジカメの画像を示すことで「取材の視点がはっきりして」話す力を伸ばす支援にもなります。

 

山田 徹  (福島県富岡町立富岡第一小)
冨田 則和 (宮城県仙台市立東仙台小学校)
熊谷 久恵 ( 宮城県気仙沼市立大島小 )
菅原 弘一 (宮城県仙台市立南小泉小)

齋藤和志 (仙南・視聴覚教材センター)
表克昌(富山県氷見市立海峰小学校)
高橋 勲  (秋田県由利郡矢島小学校)
佐藤 勝則 (山形県飯豊町立第二小 )
藤倉欣浩 (秋田大学附属小学校)
石塚丈晴 (静岡大学工学部)
成瀬 啓 (宮城県教育研修センター)
石井里枝 (宮城県仙台市立南小泉小学校)

みるるん星人(理科)
班長一任(社会)

 
  3年生理科、植物の観察記録にデジカメを活用するアイデアです。手書きスケッチの観察記録をすることが多いですが、デジカメにすることで、手軽さ、絵の上手い下手に左右されない、撮り方を固定した定点観察を続けることでパラパラ漫画のようなアニメーションも作成可能です。


 6年社会科。先生による課題提示や、児童が調べたことを発表する時にデジカメのマクロ撮影機能を使うというアイデア。資料集の写真や集めてきたパンフレットなど、ある部分を拡大して示したい場面はよくありますが、デジカメならそんなことも簡単ですね。
竹田 洋 (山形県長井市立長井小学校)
西岡遼一 (静岡大学情報学部堀田研)
眞壁 豊 (山形短期大学)
五十嵐澄佳(宮城県気仙沼市立大島小学校)
小松英明 (宮城県迫町立佐沼小学校)
古川宏治 (ジャストシステム)
森下誠太 (静岡大学大学院情報学研究科)
佐藤哲郎 (宮城県仙台市立南小泉小学校)