2005/2/26-27 2005年の教室を考える会inみちのく 第3回研究会

手軽なIT活用をテーマに模擬授業をつくろう!
ワークショップの記録

2005年の教室を考える会inみちのく最後の研究会!

 2月26日・27日、「2005年の教室を考える会inみちのく」では、静岡大学の堀田龍也助教授&熊本大学教育学部附属小学校教諭の前田康裕先生をお迎えしての研究会を開催しました。このページはその中で仙台市立南小泉小学校の石井里枝先生と東北学院大学の稲垣がコーディネートを担当したワークショップ「手軽なIT活用をテーマに模擬授業をつくろう!」の模様をお伝えします。今回のワークショップは5分間のITを使った模擬授業づくりです。「手軽なIT活用」が具体的にイメージできる模擬授業はできたかな?

当日進行に使用したプレゼンはこちら

当日のワークシート(実際はこれをA2サイズに拡大)はこちら

模擬授業の評価シートはこちら

当日のフォトアルバムはこちら

 

ワークショップの流れ

第1部
IT活用のイメージを共有しよう!
(30分)
3分 趣旨説明 石井&稲垣よりワークショップのねらいと流れを説明
5分 自己紹介

1人30秒ほどでまずは自己紹介&記録シートのメンバー表を記入

7分 ブレインストーミング 付箋紙に「IT活用のポイント」「手軽なアイデア」「教科・単元」「育てたい力」などなど思いの丈を書き出すブレインストーミング
15分 フリートーク 付箋紙をもとにグループでどんな模擬授業をつくるのか話し合う
第2部
模擬授業の構成を考えよう!
(1時間)
5分 ブレインストーミング2 間にあったパネルディスカッションと企業プレゼンから,模擬授業づくりにどんなヒントをもらったのか共有する
55分 模擬授業づくり 模擬授業の配役・IT機器選び・教材づくりをしながら5分間の台本をつくる
ナイトセッション
(遅くまで準備を頑張ってたグループもありました!)
1時間 準備&リハーサル 最後の準備時間。使用する機器を確認したりリハーサルしたり。あれ?まだ教材をつくっているグループも??
第3部
模擬授業をやってみよう!
(75分)
40分 模擬授業&相互評価 前半4グループ後半4グループにわかれて実施。模擬授業5分と2分の評価シート記入をそれぞれ2回繰り返しました。
10分 ふりかえりタイム 寄せられた評価シートをグループでみあって,良かったところ,アドバイスを受けたところを確認
15分 優秀作品の発表 評価シートを集計した結果から上位2チームが全体の前でアンコール上演
10分 ポイント解説 堀田先生&前田先生からワークショップを通してのポイントを解説していただきました。

 

グループの模擬授業はこちら!(クリックすると記録シートを見ることができます)

Aグループ
Bグループ
Cグループ

 小学校4年理科「あたたかくなると」(植物の生長)の単元。USBカメラを実物投影機がわりにして,ワークシートを写していました。生長の見せ方,タイミングの選び方にも工夫がありました。

 中学校1年社会科「土一揆」です。児童役の子がパソコンを操作しながら取り込んだ挿絵で気づいたところを拡大表示。それぞれに意見を出し合いながら拡大すると詳しく考えることができることがウリでした。

小学校5年生の社会科「漁業」でした。パワーポイントの画 像から何が読み取れるかを考えさせる授業でした。画像が表示されているホワイトボードに書き込みながら,子どもたちが考える授業を実演しました!
金隆子( 米沢市立南原中学校)
森下誠太( 静岡大学大学院情報学研究科)
皆川寛 (迫町立北方小学校)
古川宏治 (株式会社ジャストシステム)
釜谷広光 (エプソン販売株式会社)
竹内勉 (Sky株式会社)

 

 

手嶋香 (美唄市立西美唄小学校)
遠藤俊哉 (栗駒町立岩ヶ崎小学校)
金俊次 (米沢市立第三中学校)
狩野ひろみ (2005年の教室・全国本部)
横山久弥 (株式会社ジャストシステム)
成瀬文章 (エプソン販売株式会社)
小坂努 (Sky株式会社)
佐藤浩人 (迫町立北方小学校)
小野浩司 (泉崎村立泉崎第一小学校)
菅原弘一 (仙台立南小泉小学校)
鈴木誠 (川西町立犬川小学校)
岡本恭介 (岩手県立大学)
郷内裕行 (株式会社ジャストシステム)
森下耕治 (光村図書出版株式会社)

Dグループ
Eグループ
Fグループ


 小学校2年国語「漢字の成り立ち」です。「土」という漢字がどうやってでできたのか。児童役が絵の上に液晶タブレットで漢字を描いてみせたところがオリジナル!


 小学校6年算数「等しい比」。3人それぞれにつくったドレッシング。分量が違うのに同じ味なのはなぜ??から比を考えます。ホワイトボードに写したプレゼンにどんどん書きこんでました!

 小学校1年算数「ひきざんのひみつ」 三角形に並んだたくさんの引き算。実はその並べ方にはヒミツがあって・・・。パワーポイントで切り替えながら考えることができる教材でした。

渡部敬 (七ヶ宿町立湯原小学校)
成瀬啓 (宮城県教育研修センター)
亀崎英治 (仙台市立北六番丁小学校)
安本毅 (バディ・コミュニケーション株式会社)
山田育範((株)ワコム)

高橋勲 (矢島町立矢島小学校)
成瀬陽子 (南方町立西郷小学校)
早坂理希 (東北学院教養学部)
大島雅緒 (JR四国コミュニケーションウェア)
飯塚稔典 (Sky株式会社)
斉藤浩明 (内田洋行)
佐々木豊 (象潟小学校)
佐藤正寿 (水沢市立水沢小学校)
後藤直子 (東北学院大学)
竹内一郎 (2005年の教室・全国本部)
福士晶知 (美唄市立西美唄小学校)
鈴木晃 (JR四国コミュニケーションウェア)
中村泰久 (株式会社リコー)
和田孝 (内田洋行)
Gグループ
Hグループ

 
 小学校3年国語 「漢字のしくみ」 スマートボードの画面にはバラバラになった漢字の部品が。児童役の人が前に出て部品を指で動かして漢字を組み立てていく授業でした。


 小学校算数ですがなんとここは1人1分の模擬授業! 「円の面積」「くり下がりの引き算」「帯グラフの見方」「円グラフの見方」「面積」とそれぞれの課題に実物投影機やアニメーションを駆使した教材が準備されていました!

佐々木束 (長沼町立西長沼小学校)
佐藤勝則 (飯豊町立第二小学校)
日下孝 (仙台市教育センター)
佐藤みなみ (東北学院大学)
井口巌 (東北学院中学高等学校)
関口一貴 (鈴木楽器販売株式会社)
米谷直哉 (バディ・コミュニケーション株式会社)
山本実 (内田洋行)

藤倉欣浩 (秋田大学付属小学校)
平間晃 (白石市立福岡小学校)
竹田洋 (白鷹町立鮎貝小学校)
河内実華 (東北学院大学)
鈴木真理 (スズキ教育ソフト(株))
瀧本康紀 (光村図書出版株式会社)