1. あつまと+つくつたとは?

このサイトで公開している教材は、子どもたちの情報活用能力の育成を目的としています。

「あつまと」では、子どもたちの情報の集め方・まとめ方に着目しています。図書館やパソコンでの調べ学習、社会科でインタビューをしたり、算数でアンケートの集計をするなど、情報を集め方、集めた情報の整理の仕方がわかる教材です。

「つくつた」は、子どもたちがさまざまなメディア作品をつくり、いろいろな人につたえる、そんな学びのことです。国語でプレゼンテーションをつくったり、社会科で調べたことを新聞にまとめたりします。つくった作品が相手に伝わるようにするには、何を気をつけるとよいのかがわかる教材です。

ぜひ、このサイトを活用して、あつまと+つくつた名人を目指してみてください!

2. 教材の中身

 「あつめてまとめる」「つくってつたえる」学びを助けるこのサイトのウェブ教材は、わずか3回のクリック(タップ)で学ぶことができます。先生が見せてもよいですし、子どもが自分でこの教材を使いながら、活動の仕方を学んだり、自分の活動を見直したりできます。

1.活動を選ぶ 2.観点を選ぶ 3.基準やリストをみる 4.お手本や解説をみる
       


 教材の内容・文章は小学校の中学年くらいから使用できます。小学生向けの教材として開発しましたが、中学・高校でもご使用いただけます。なお、「あつまと」と「つくつた」では、教材のつくりが少しちがいます。

  • あつまとの構成

  1. 6つのポイント:図書、ウェブ、インタビュー、アンケートの4つの情報のあつめ方について、どんな点を気をつけたらいいか、どんなところを工夫するとよいかがわかるポイントを6つずつ紹介しています。
  2. 3つのチェックリスト:ポイントごとに、具体的な留意点や、活動の仕方を3つのチェックリストで確かめることができます。
  3. チェックリストごとの「お手本」と「がんばろう」:チェックリストごとの「お手本」と失敗例(「がんばろう」)の動画や画像を用意しました。

  • つくつたの構成

  1. 6つのポイント:新聞、プレゼン、ビデオ、リーフレットの4つの情報の伝え方について、どんな点を気をつけたらいいか、どんなところを工夫するとよいかがわかるポイントを6つずつ紹介しています。
  2. 4段階のルーブリック:ポイントごとに、すばらしい(S)、よくできている(A)、もう一歩(B)、がんばろう(C)の4段階の評価基準(ルーブリック)を見ることができます。
  3. ルーブリックの基準ごとの「サンプル」と「せつめい」:基準ごとのサンプルと解説動画(「せつめい」)を用意しています。

 

3. 授業での活用

 授業での使い方について、Q&A形式でご紹介します。

Q1:どんな場面で使ったらよいですか?

A:教科、総合的な学習のどちらでも使うことができます。さまざまな地域で取り組みやすいように、いくつかの教科書会社ごとに、小学校3年〜6年で使用できる単元リストを用意しました。参考にしてください。

 教科・単元リスト(PDF形式)/(Excel形式)

Q2:教材は全部使わないといけないのでしょうか?

A:それぞれの教材は「つくつた」では6観点×4基準×2種類(サンプル・解説)=48種類もあります。すべてを使う必要はありません。活用する教科単元によって観点を選んで使ったり、ルーブリック、チェックリストもすべて使わなくても大丈夫です。

 子どもたちが自分で教材をみることができる環境がある場合、授業として指導する観点は1つにしぼるけど、子どもたちは活動の進み具合に応じて自由に他の観点も見てもよい、という使い方をあります。その教科単元では扱わないけれども活動をうまく進めるのに復習してほしいこと、あるいはさらに発展的に工夫してほしいことのヒントがこの教材にはたくさんつまっています。


Q3:ルーブリックやチェックリストの文章を変えて使いたいのですが?

A:ウェブサイト上で書きかえることは残念ながらできませんが、以下のリンクから、ルーブリック・チェックリストをダウンロードできます。ワークシートを用意したりする際に、この文言を適宜アレンジして使ってみてください。観点ごとのアイコンもダウンロードできます。

 ルーブリック・チェックリスト(PDF形式)/(Excel形式)

 

Q4:授業で使う際のコツを教えてください。

A:「つくつた」教材を先生方に使っていただいた際に、どんな使い方があったのか整理したものをご紹介します。詳しくは「実践事例」コーナーをご覧下さい。

コツその1:制作活動の助っ人として使う 

   「つくつた」は子どもたちが制作活動に取り組む際の助っ人です。つくつた教材だけを見せて授業をするというよりも、何かつくる活動がある中で、つくつた教材の活用場面を取り入れてみましょう。

 コツその2:ワークシートを用意する 

  自分たちの制作物がS〜Cのどこなのか、なぜその評価にしたのか、どう改善したらよいかといったことを書くワークシートを用意しておきましょう。自己評価にも、相互評価にも使うことができます。

 コツその3:観点をえらぶ・ふやす、教材の見方を示す 

   教科で活用する際、すべての観点を使う必要はありません。また、学習内容に応じて独自に観点を増やしてもよいのです。また、「つくつた」では、S基準からみるか、C基準からみるかといった「見る順番」を意識させたり、「サンプル」を見せて考えさせるのか、「せつめい」を見て気づかせるのかなど、見方の指示をすると短時間でもスムーズに活用できます。

 コツその4:机間支援を効率的・効果的にする 

   机間支援の際、具体的にアドバイスを1つ1つしていくと、すべての子どもに関わるのが難しくなります。「つくつたの『図・写真』のポイント見てごらん」といった形で、どこを見ればよいかだけアドバイスしたり、「『見出し』の書き方いいね」など、つくつたの観点の言葉を使って評価してみましょう。 



4. 動作環境

 このWebサイトは、電子黒板、PC、ipadなどのタブレットなど、見るデバイスごとに最適な大きさで表示されます。3つの画面表示方法を切り替えてください。
  • 教材:上部にメニューがついた状態で表示されます。実践事例などを確認しながら見ることができます。
  • 教材(全画面):教材部分のみを拡大表示します。電子黒板、PC等で拡大提示するにはこのモードが最適です。
  • 教材(iPad):iPad(1024×768)サイズに最適化して表示されます。

 電子黒板、タブレットではすべてタッチ操作のみで見ることが出来ます。WebブラウザはInternetExplorer、Firefox、Safari、Chromeいずれのブラウザでも使用できます。

 なお、動画データはH.264でエンコードしたM4V形式で作成しています。Windowsで再生する場合、Apple社のQuicktimePlayerをインストールしてください。

 

 

5. 制作・研究チーム

このサイトは、公益財団法人パナソニック教育財団の「平成23年度先導的実践研究助成」(「『つくって伝える』学びの質的向上を目指したルーブリック連動型 Web 教材の開発」研究代表者:稲垣忠)および「平成24年度先導的実践研究助成」(「『集めてまとめる』情報活用を支援するデジタル教材と授業モデルの開発」研究代表者:稲垣忠)の支援を受けています。

 以下のメンバーの協力により、教材や指導案は作成されています。所属は2013年3月現在です。

  • 稲垣忠(東北学院大学教養学部)
  • 亀井美穂子(椙山女学園大学文化情報学部)
  • 寺嶋浩介(長崎大学教育学部)
  • 中橋雄(武蔵大学社会学部)
  • 遠藤麻由美 (栗原市立岩ケ崎小学校)
  • 小野寺善彦(仙台市立桂小学校)
  • 尾張有香(仙台市立上野山小学校)
  • 田中健太郎(南島原市立長野小学校)
  • 山中昭岳(関西大学初等部)
  • 菅原亮一(仙台市立吉成小学校)
  • 大泉佐保里(上越教育大学大学院):イラスト制作
  • 坂本英祐:Web開発