3年生の総合的な学習。単元名は「話し方名人になろう!」。神田敍子先生・伊藤浩也先生による実践です。本時の前、子どもたちは夏休み中に、川に関することを調べてきています。ワークシート「発表原こうを作ろう」を使い,伝えたいことをしぼっています。授業では、iPadをデジタルテレビにつないで一斉視聴。「プレゼンテーション」の「話し方」の例を,C⇒B⇒Aの順に視聴し,気づいたことをワークシート「話し方名人」に書く。下を向いたり,聞き取りにくい声で発表しても伝わりにくいということを感じとらせ,クラス内で共有しました。その後、「話し方」の例Aを目指して,ペアやグループで発表練習を行いました。
■成果
■課題点 ・Cの例から見せていったため,段階があがるごとの変化に気づき「すごい!」,「よく聞こえる!」などの声があがった。3年生の段階を考慮して,A評価まで提示したが,S評価のサムネイル画像を見て,「発表してる人の顔が上がってる」,「早くSランクもみたい!」など,興味津々で見入っていた。
・他教科の授業中の発表などでも,話し方に気をつけるようになった。「今の発表はBかな~」などのように,ルーブリックの評価を用いて声がけができるようになった。
・つくつた内の漢字や,評価規準が高学年向けのものが多く,中学年での実施にあたり,「話し方」にポイントをしぼり,クラス全体で視聴する形をとった。ルーブリックの部分を簡単にデータ上で書き換えることが可能であれば,中学年でも自由にタブレットを操作しながら学習することができたと感じた。
■研究者コメント
つくつた教材の一部を一斉視聴することで、改善のポイントに気づかせる使い方をされています。3年生なので確かに漢字の表記など、課題あります。教材のカスタマイズはやはり課題ではあります。
■ワークシート・指導案
指導案(略案) ワークシート