長崎県南島原市立長野小学校5年生の取り組みです(授業者は田中健太郎先生)。国語の時間に新聞づくりに取り組みました。授業の流れは以下の通りです。

1 教科書を読み,新聞のしくみを知る。
2 3人のグループで「環境」をテーマに新聞を作る計画を立てる。
3 個人で取材をし,記事を書く(タブレットの活用)
4 持ち寄った記事をグループ内で読み合い,割り付けなどを決める。
5 新聞を作る。
6 お互いの新聞をグループ同士で交換して読み合い,評価をする。(つくつたの「新聞」を活用)
7 評価をもとに自分たちの新聞を改善する。


成果
ふり返りの視点が明確になり,他者の評価について納得したり,どこをどう改善すればよいのか理解が深まった。
一度作成した新聞を「書き直す」という作業にも、子どもたちのモチベーションがあまり下がらなかったとのことです。

 
 
研究者コメント
グループで分担しての新聞づくりでは、グループ内で目指したいイメージを共有するのが難しいときがあります。相互評価を取り入れても、どこを改善するとよくなるのか、気づかないこともあります。そんな場合に「つくつた」教材が1つのモデルとなって、改善ポイントを見つける手助けをしてくれます。