仙台市立愛子小学校の石井里枝先生から、つくつた活用実践の報告をいただきました!

 メモから記事へ、新聞らしい文章に高めていく場面で活用されました。この単元では,新聞記事の書き方や割り付けの仕方などを通して、新聞作りの方法を学びます。記事はさまざまな方法で取材し,図やグラフ,写真などを効果的に活用する方法も学習内容に含まれます。「つくつた」教材はグループ1台のiPadを使って、グループ作業の場面で活用されました。





 この単元では、「新聞の形式を知り,全体のレイアウトや見出しの立て方について考える」ことや「出来事を伝えるために大事なことを落とさずに書いたり,分かりやすくなるよう資料を取り入れたりしている」ことなどを学びます。メモと記事の文章の違いを理解すること,常体と敬体を区別して書くこと、グループで下書きを読み合い,より良い表現になるよう助言したり修正したりする際に、つくつた教材を活用しました。

 もう一場面、,完成した新聞を読み合い,表現の工夫などについて感想を伝え合う場面でも,「つくつた」の評価基準は活用できます。つまり今回は、ふりかえり場面での活用と、相互評価としての活用の2種類の使い方を組み合わせた取り組みだと言えるでしょう。



 成果としては、次のようなことが報告されました。
・自主的に教材を確認し,自分の記事を修正・加筆することができた。
・出来上がった作品の評価を,教材の評価を活用し共通理解しながら,よい点・改善点を話し合うことができた。

 一方で、4人1台で教材をみるには限界があり、1人1台ほしいという声も。教材をみて話し合うにはグループ1台がちょうどよさそうですが、教材を手がかりに相互評価したり活動するには、1人1人の手元ですぐ必要な部分がみられるような工夫があるとよさそうですね。