仙台市立北中山小学校の伊藤浩也先生から、3年生の保健体育での実践報告をいただきました!

 インフルエンザの予防には、換気、マスク、うがい、手洗いなどが大切です。予防の仕方を1年生に教えるために、「換気」「うがい」グループは、「つくつた」のビデオの教材を使ってビデオ作成に取り組みました。





 子どもたちは、換気、マスク、うがい、手洗いの4つのグループにわかれました。換気の役割やうがいの仕方を1年生のみんなに教えるには、映像でしっかり見せたいところ。子どもたちは、伝える手段を自分たちで考えて、ビデオで見せることにしたそうです。「換気」グループは空気の流れを教室のミニチュアで表現したものを,「うがい」グループは,うがいの良い例と悪い例を比較したものをビデオを撮影して,1年生に見せました。

 

「つくつた」教材は、ビデオの「内容」「音」「カメラ」を活用。以前、総合の時間にプレゼンの教材を使用していることもあり、子どもたちはすんなり活用できました。すべてのグループが使うのではなく、必要だと思った子どもたちだけがさっと使う、まさに子どもの活動に即して学びを支援する教材として活用されたようです。教材活用前に撮影したビデオは,逆光で広い範囲をとった見づらい物でしたが,教材の視聴後は,光の当たり方や,対象を大きく見せるなどの工夫が見られました。


 これがその作品です。うがいの「良い例」と「悪い例」で2本のビデオを子どもたちは作成しました。ルーブリックでSABCのサンプルが紹介されていることに触発され、良い例と悪い例の呂方があるとわかりやすいと考えたとのことです。

  ●うがいの仕方(良い例)
 
  ●うがいの仕方(悪い例)
 

 つくつたの教材の作り方が子どもの学びのモデルになった面白い取り組みでした。1年生にしっかり伝えられたかな?