テキストに収録しているワークシートの他、授業運営に使える資料を掲載しています。
教育の方法と技術 Ver.2
以下はテキストには収録していないものです。授業パッケージに取り組む際にご活用ください。
学習指導案に対するルーブリックの例
S(すばらしい) | A(よくできている) | B(あと一歩) | C(がんばろう) | |
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目標 | 学習目標の5分類に適切に分類し、評価を意識した3要素の明確化が十分なされている | 学習者目線で書き、学習目標の5分類に適切に分類している | 学習者目線で書いているが、学習目標の5分類との対応が不適切である | 学習者目線で書いていない |
学習者 | 学習者の前提条件を明確にした上で、学習目標との対応が明確である | 学習者の属性や人数を記載した上で、前提条件を具体的に記述している | 学習者の属性や人数を記載しているが、前提条件の記述が曖昧である | 学習者の年齢等の属性や人数、前提条件に関する記述がない |
教材(課題分析図) | 学習目標に応じた課題分析図を選び、学習内容の構造を明確にしている | 学習目標に応じた課題分析図を選び、学習の範囲・内容が明確になっている | 学習目標に応じた課題分析図を書いているが、書き方に誤りがあったり、学習内容を明確にできるほど詳細化されていない | 学習目標に対して誤った課題分析図を書いている |
指導(単元計画) | 単元を通した課題に対して、学習者の取り組みが明確に描かれている | 単元を通した課題を設定した上で、課題分析と関連づけた単元を構成している | 課題分析に基づいて単元を構成しているが、時間と時間のつながりが不明確 | 授業内容と課題分析図の関連がなく、構成意図がわからない |
指導(指導過程) | 1時間の流れが9教授事象と対応づけて書かれており、主体的・対話的で深い学びに導く工夫がなされている | 1時間の流れが9教授事象と対応づけて書かれている | 1時間の流れが9教授事象と対応づけて書かれているが、誤りが多い | 1時間の流れが書かれているが、9教授事象と対応づけられておらず、意図がよみとれない |
評価 | 評価場面において評価対象と評価方法を示し、具体的に評価できる基準を設定している | 指導過程の中に評価場面を設定し、評価対象と評価方法を明確に示している | 指導過程の中に評価場面が設定されているが、評価対象と評価方法が曖昧 | 指導過程の中に評価場面が位置付けられていない |
授業設計マニュアル Ver.2