【案内】第56回学習会「GIGA スクール時代の「学習規律」「学級経営」を「ユニバーサルデザイン」の視点から考える」


1.開催日時
令和6年1月27日(土)13:00~15:00

2.場 所
宮城教育大学フューチャークラスルーム

3.内 容
 これまで,教師主導の一斉授業を成立させるために,「学習規律」は大きな役割を果たしてきた。しかし,皆を一様に揃えようとする「学習規律」は,GIGAスクール環境を活かした「個別最適な学び」の実現のためには必ずしも効果的に働かないということは,「授業の複線化」を試みようとすれば必ず直面する課題である。また,様々な困難を抱えた多様な子供たちへの「合理的配慮」という観点から,GIGAスクール環境を効果的に活用することが期待できるが,ここにも,一律一斉の「学習規律」の壁が存在している。GIGAスクール環境を活かした授業のあり方として,子供主体の学び,個別に最適化された学び,授業の複線化などが標榜される今,これまでどおりの「一斉指導」「教師主導の一斉の協働」,それを支えてきた「学習規律」が,これから先も望ましいものなのかを改めて考える必要がある。
 本学習会では,特に,発達障害等の困難を抱えた子供たちの存在に焦点を当て,これまでの「学習規律」「学級経営」を「ユニバーサルデザイン」の視点から見直し,GIGAスクール環境を生かしながらどのようにリデザインしていくのかを考える。

(1)あなたの学校の学習規律 自校の学習規律を紹介し合う
(2)GIGAスクール環境下にあることを前提に学習規律を見直す
(3)発達障害等の困難を抱えて子の存在と学級経営の悩みを共有する
(4)発達障害について理解する
(5)多様な子どもの存在を前提に学級経営のユニバーサルデザイン化を検討する。
   NHK U&Iを視聴し,感想を共有しながら,方向性を見出す。
(6)GIGA端末を用いた合理的配慮の方法を知る
(7)学習規律のユニバーサルデザイン化について検討する

参加 こちらのフォームからお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf4WhvdQSdO45mjfVAxdHMYx6jX-eKefl28wyinMG7140mXPg/