「探究する学びを分析・デザインするワークショップ」シリーズの第6回めを3月15日に東京(東池袋)で開催することになりました。
今回は、参加者アンケートでご要望の多かった、小中高校の先生方による実践報告をオープニングセッションに予定しています。また、新学年に向けてプロジェクト型の単元をデザインするワークショップも、例年と少しアプローチを変えて行います。
多くの先生方のご参加をお待ちしております。
- 日時: 2020年3月15日(日) 10:00〜17:00
- 講師: 稲垣 忠・東北学院大学文学部教授/教育工学
- 会場: あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)3階会議室B
https://www.owlspot.jp/access/ - 参加費: 無料
- 募集対象・人数 小中高校の先生がた 30名(*定員に達し次第、締め切ります)
- お申込み 以下のフォームよりお申し込みをお願いします。
- https://pro.form-mailer.jp/fms/923046e789099
目次
ワークショップ概要
変化の激しい社会を生きていくには「学び続ける=探究する人」であることが大切だといわれています。4月には、新学習指導要領の本格実施が小学校から始まります。高校では「総合的な探究の時間」「古典探究」「地理探究」「理数探究」など、「探究」を含む科目が多数示されました。探究は、新学習指導要領の核となる学びの姿です。
探究的に学び、その成果を自己や社会に価値づける機会を通して、子どもたちは探究の学び方を身につけ、その面白さを実感します。総合だけでなく教科で探究する学びをつくってみませんか。教科でも実施しやすく、社会の課題との接点をつくる手法がPBL(Project Based Learning:プロジェクト型学習)です。
オープニングセッション「実践から見えてきたPBLの価値と課題」
情報活用型PBLの実践に取り組んだ小中高校の先生方にご登壇いただき、稲垣先生とともに、実践の成果や工夫のしどころ、課題点などを探ります。登壇者の先生方の実践は、稲垣先生が中心となって今春出版予定の「情報活用型PBL」のガイドブックに掲載されるものです。掲載内容の一部を出版に先んじてご紹介いただきます。
ワークショップ
これまでワークショップに参加された先生方のアイディアに学びながら、オリジナルのPBL単元のデザインに取り組みます。探究をシミュレーションする「学習活動カード」、探究的な学びを支えるスキルである情報活用能力の体系表、主体的・対話的で深い学びやICT活用の視点から授業を改善する45のアイディアリストなどを用意して、皆さんの授業づくりをサポートします。来年度の授業で取り組める、魅力あるPBLをいっしょに考えてみませんか。
ご用意いただくもの
1) WiFiにつながるノートパソコン(タブレットでもOKですがキーボードを使用します)
2) 教科書(現在使用中のもの、または、来年度使用予定のもの)
3) その他、プロジェクト型の授業の題材にしてみたい資料(任意)
プログラム(予定)
10:00-11:30 オープニングセッション「実践から見えてきたPBLの価値と課題」
11:45-15:30 ワークショップ「探究する学びに踏み出そうー実践の分析とデザイン」(昼食休憩を含む)
15:45-17:00 ふりかえりと共有
主催
公益財団法人国際文化フォーラム、探究スキル研究プロジェクト
*このワークショップは、JSPS 科研費19K03009の助成を受けて実施します。
お問い合わせ先
公益財団法人国際文化フォーラム(担当:室中、宮川)
Tel.03-5981-5226
japanforum@tjf.or.jp