第32回は教育メディア学会の研究会との共同開催です!
http://jaems.jp/meeting/
日本教育メディア学会2015年度第1回研究会のお知らせ
テーマ「情報活用能力の育成とメディア/一般」
研究委員会 国内研究会担当 委員長 浅井和行,本企画担当 稲垣忠・市川尚
平成27年3月に文部科学省から「情報活用能力調査」の結果が報告された。同報告では、子どもたちが目的に応じて必要な情報を見つけ出すことや、受け手の状況に応じて発信の仕方を工夫することなどに課題がみられるとされた。
情報活用能力について本学会では、平成26年の年次大会において課題研究「情報活用能力と評価」を開催したところであり、平成27年の年次大会においても、メディアリテラシーとともにその育成について取り上げることを予定している。継続的な議論の場として本研究会を位置づけるとともに、研究会では学会員以外からの発表も可能であるため、より多様な立場からの提案を期待する。
情報活用能力の育成に資する授業実践、教材、カリキュラム開発、学習評価の方法といった実証的な研究、メディアリテラシー、情報リテラシー、ICTリテラシー、21世紀型スキル等の関連領域との理論的検討など、情報活用能力とメディアに関わる幅広い研究発表を募集する。その他、本学会がテーマとする内容に関する研究についても発表可能である。
なお、当日は宮城県内で情報活用能力の育成をテーマにした現場教員を中心とする研究サークル「情報活用型授業を深める会」に所属する教員、研究者、学生も参加する。
■ 日時 2015年6月13日(土曜日)午後1時から4時(予定)
■ 場所 東北学院大学 泉キャンパス 4号館 教育工学実習室
住所:仙台市泉区天神沢2-1-1
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/campusmap/izumi.html
仙台駅~泉中央駅(仙台地下鉄 15分)
泉中央駅~東北学院大学(宮城交通バス 15分)
■ 主催 日本教育メディア学会
■ 参加費 資料代1,000円(「情報活用型授業を深める会」会員で資料を希望しない場合は無料)
■ 定員 40名(定員に達し次第、締め切ります)
■ プログラム:
・研究発表 前半 13:00~14:40
1. アクション・リサーチによるMCカリキュラムの改善
浅井和行(京都教育大学)
2. 児童・生徒の情報活用に着目した授業の開発
髙橋清(仙台市教育センター),稲垣忠(東北学院大学)
3. ユネスコ・メディア情報リテラシー教育-日本における政策と実践の可能性-
坂本旬(法政大学)
4. メディア接触がメディア認知に及ぼす影響
後藤康志(新潟大学)
5. ラーニングコモンズにおける学修モデルの開発
稲垣忠(東北学院大学)
・研究発表 後半 14:50~16:30
6. 児童1人1台タブレット端末環境における授業実践や家庭学習による保護者への意識調査
佐藤和紀(東京都北区立豊川小学校/東北大学大学院),中橋雄(武蔵大学)
7. 学びの自律を支援する自主学習共有システムの評価
住谷徹(ベネッセ教育総合研究所),稲垣忠(東北学院大学),
菊池秀文(世田谷区立砧南小学校),中垣眞紀(ベネッセ教育総合研究所),
土屋理恵子(ベネッセ教育総合研究所),久野雅樹(電気通信大学)
8. 映像を活用した学習指導法の協議環境試案と論点整理-注目場面のずれを題材にして-
山口好和(北海道教育大学)
9. SQSによる出席票とアンケート調査を両立させるワークフローの提案
眞壁豊(東北文教大学)
10.eラーニングによる入学前教育の実践
市川尚(岩手県立大学),高木正則(岩手県立大学)